マンション? アパート? 不動産投資物件の種類

マンション? アパート? 不動産投資物件の種類

分譲マンション、中古アパート、一軒家など不動産投資の物件にはさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴が大きく変わってきます。不動産投資で利用できる物件の種類とその特徴やメリット、デメリットについてご紹介します。

分譲マンションの不動産投資

分譲マンション(区分マンション)は、不動産投資初心者に特におすすめなタイプ。マンションのうち1部屋単位の投資が行えるため、初期投資額が低くて済むのがメリットです。また分譲マンションとして売りに出されている物件は比較的立地や設備の良い人気物件が多いので、ハズレが少ないのもメリットです。
ただし分譲マンションは金融機関からの融資を受けにくいため、ある程度の自己資本を用意しておく必要があります。

中古アパートの不動産投資

木造などの古い中古アパートを一棟丸ごと購入するタイプです。中古アパートは新築マンションより価格がかなり安いため一棟買いも比較的しやすく、大家デビューをしたい方などに人気があります。うまく物件を選べば、分譲マンションよりも利回りが良いのもメリットです。
ただし中古マンションも金融機関からの融資が受けにくいため、ある程度の自己資本を用意しておく必要があります(特に木造築22年以上のアパート)。また、あまりに古い物件だと耐震性に問題があったり、改修工事に多大なコストが掛かることもあるので、この点も注意が必要です。

新築マンションの不動産投資

マンション? アパート? 不動産投資物件の種類

不動産投資の花形、新築マンションを一棟丸ごと購入するタイプです。新築マンションはやはり人気が集まるので、うまく物件を選べば短期間であっても多く収益が得られるのが魅力です。新築マンションの場合、金融機関からの融資も受けやすいのもメリット。耐震性などを心配することもありません。
ただし新築マンションは投資額が大きくなるため、失敗した場合に大きなリスクを背負うことになります。物件選びに間違いが許されず上級者向けです。

一軒家の不動産投資

郊外などの一軒家を購入するタイプです。賃貸の一軒家は賃貸アパートやマンションに比べ数が少ないため、意外と需要がある物件です。その土地の特色に合った一軒家を選べば常に貸し手が付き、安定した収入を得られる可能性も高いです。
ただし一軒家の場合、売りに出されている物件が実にさまざまです。中にはすぐに改装が必要な設備の古い物件もありますし、駅から離れ立地が悪くまったく借り手の付かないような物件もあります。一軒家も物件選びが難しく、ある意味上級者向けと言えるかもしれません。

このように不動産投資にはタイプがあり、それぞれで特徴が大きく異なります。不動産は一度購入してしまうとすぐに切り替えは難しいため、初めの一歩を慎重に選ぶのが大切です。