[本日の想定レンジ]
19日にNY市場は上昇。原油価格が約15ヵ月ぶりの高値を付けたことや、主要企業決算を好感し堅調推移となった。ベージュブックでは景気が拡大したとの認識が示されたが、影響は限られていた。ダウ平均は40.68ドル高の18202.62、ナスダックは2.58ポイント高の5246.41。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の16985円。
米大統領選の最後のテレビ討論会が19日(日本時間20日午前10時)に開始する。そのため、前場はこれを見極めたいとする模様眺めムードが高まりやすく、方向感は掴みづらいところであろう。
昨日の日経平均は5日線を上回っての推移が続く一方で、6営業日ぶりに一時17000円を回復しており、底堅さの意識される形状。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移となり、+2σは上向き。一目均衡表では遅行スパンは今後実線が
16700円辺りまで切り下がるところにくるため、上方シグナルが発生することになる。一方で週足の一目均衡表では雲下限での攻防となるため、シグナルは好転するが、17000円処での攻防といったところか。16900-17050円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 17050円−下限 16900円
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